魔道祖師

主人公

かつて雲夢江氏の優秀な弟子だった魏無羨(本名・魏嬰)は、同時代で最も恐れられた鬼道の使い手「夷陵老祖」となりました。乱葬崗の包囲戦で命を落とした彼は、13年後、彼を呼び出した若者の身体でよみがえります。

性格

いたずら好きで挑発的、規則を真面目に守ることのできない魏無羨ですが、冗談の裏には揺るがない忠誠心と鋭い正義感を秘めています。誰にも明かさずに重荷を背負い、黙って自分を犠牲にする性分が、悲劇的な運命を決定づけました。

能力・武魂

正道を奪われた彼は、死者の怨念を操る鬼道を編み出しました。笛「陳情」で死体や霊を従え、あらゆる世家が奪おうとした強大な法器「陰虎符」を作り出します。符の発明家としても天才的です。

経歴

幼くして雲夢江氏の宗主・江楓眠に引き取られ、江澄と兄弟のように育ちます。温氏による一族の滅亡を機に、射日の征戦で鬼道へと進みます。温氏の生き残りを守ったことで世家から追放され、やがて死を迎えます。よみがえった彼は藍忘機とともに数々の謎を追い、自らの過去の真実にたどり着きます。

人間関係

藍忘機は彼の知己であり、最初は彼の奔放さに眉をひそめるライバル、のちに忠実な伴侶となります。義兄弟の江澄は家族であると同時に最も深い傷です。心の姉・江厭離には限りない愛情を注ぎ、鬼将軍・温寧を守ります。

名場面

  • 莫玄羽の身体でよみがえり、謎解きが始まる場面。
  • 射日の征戦。夷陵老祖が生まれた戦いです。
  • 長年江澄に隠してきた秘密が明かされる場面。

メディア展開での描かれ方

ドンファでは中国語版の声を路知行が担当しています。実写ドラマ『陳情令』(2019年)ではシャオ・ジャンが演じ、この役で一躍スターとなりました。藍忘機との恋愛関係を完全に描いているのは原作小説だけです。

豆知識

  • 字(あざな)の「無羨」は「羨むことなし」といった意味です。
  • 笛「陳情」は、ドラマ『陳情令』のタイトルの由来になりました。

編集部のひとこと

魏無羨は、表向きは陽気で、内面は胸が張り裂けるような、ジャンル屈指の愛すべき主人公です。『魔道祖師』の魅力のすべては、彼の屈託のなさと、彼が失ったものの重さとの対比にあります。

— Spidermas(Donghua Fan)

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