姜子牙
姜子牙
妖を討てなかったために神の座を追われた、封神の英雄
あらすじ
封神の戦いは終わりました。殷王朝を倒し、仙人たちを勝利へ導いた崑崙の弟子・姜子牙は、神々の長に任じられようとしていました。ところが九尾の狐の妖を処刑する瞬間に迷いが生じ、妖は逃げ去ってしまいます。
人間界に追放され力を失った姜子牙は、過ちを償うため妖を追います。狐とつながる少女・小九と、騎獣の四不相とともに、彼は封神の戦いの裏に隠された真実を知ることになります。
光線影業のアニメレーベル・彩条屋(Coloroom Pictures)のために程騰と李煒が監督し、2020年10月1日に中国で公開されました。『ナタ~魔童降臨~』(2019年)に続く、封神宇宙の第2作です。
世界観
物語は『封神演義』で語られる戦いのあと。殷の紂王が倒れ、周が興った世界です。人間界は廃墟となり、生き残った人々と妖が暮らしています。その上には崑崙山と、神々を統べる天尊がいます。
パワーシステム
崑崙の仙人は天の力を操りますが、追放された姜子牙はそれなしで切り抜けなければなりません。狐の妖は人に取り憑き、その魂を自らと結びつけることができます。背景美術は中国絵画と西洋美術の両方に着想を得ています。
評価と人気
国慶節の連休に公開され、中国で15億元以上の興行収入を上げました。映像美は称賛されましたが、『ナタ』より暗く哲学的な脚本は評価が分かれました。
個人的な感想
『姜子牙』は、映像の美しさでは中国アニメ映画屈指の一本で、どのカットも絵画のようです。迷いを抱える堕ちた神という主人公も、よくある勝利のヒーローとは一線を画しています。
脚本は『ナタ』ほど練られておらず、終盤の種明かしは駆け足に感じるかもしれません。それでも、天の秩序の名においても無実の者を犠牲にしないというメッセージは力強く響きます。
こんな人におすすめ『ナタ』が好きで、より大人向けで静かな寓話を観たい人におすすめ。
主要キャラクター
キャラクター紹介は今後も追加予定です。
メディア展開
この作品は他のメディアでも展開されている。それぞれテンポも読者層も異なる。
豆知識
- 当初は2020年の春節公開予定でしたが、新型コロナウイルスの流行で10月に延期されました。
- 小九のデザインは255回、四不相は80回以上の修正を経て決定しました。
この作品が好きなら…
『姜子牙』の次に観たいドンファ。同じ作者、または同じジャンルの作品です。




