神印王座(Throne of Seal) — 唐家三少の原作小説
データ全920章 · 完結

『Throne of Seal』の原作は、『斗羅大陸』の作者・唐家三少が2011年から起点中文網で連載した小説『神印王座』です。人類が六大聖殿の城壁の内側で魔族の軍勢から生き延びる世界で、少年・龍皓晨は母を救うため騎士聖殿に入り、騎士の最高の栄誉である玉座を目指します。
誕生と刊行
『斗羅大陸』とその続編の成功の後、唐家三少は作風を変えました。『神印王座』は、鎧の騎士、魔法の騎獣、司祭、魔法使い、悪魔といった西洋ファンタジーの要素を大きく取り入れています。敵は「七十二柱」の魔神として組織されており、これはヨーロッパのオカルト伝承に登場する72の悪魔への直接的なオマージュです。それでも作者お得意の型、つまり誠実で忠実な主人公、階級による成長、そして謎めいた采児とのロマンスは健在です。
中国の書籍版は2011年11月から山東画報出版社で刊行されました。唐家三少はその後、続編『神印王座II 皓月当空』で世界観を広げています。
ドンファ版との違い
2022年4月にテンセントビデオで始まったドンファ版は、キャラクターと鎧のデザインを現代的に刷新し、丁寧な3DCGで描いています。龍皓晨の歩みには忠実ですが、魔物狩りチームの結成を手早くまとめ、修行の場面の一部を省いています。原作は六大聖殿の仕組みや聖殿間の政治、後半で大きな意味を持つ主人公の家族の過去をより詳しく描いています。
反響と人気
『神印王座』は『斗羅大陸』ほどの存在感はありませんが、中世ファンタジーと中国的な定石の融合を愛する根強いファンがいます。主人公が完璧すぎる、展開がお約束どおりという批判もあります。中国で大人気のドンファは、原作への関心を再燃させました。
豆知識
- 作中の魔神七十二柱は、17世紀ヨーロッパの魔導書『ゴエティア』に登場する悪魔の数と同じです。
- タイトルの「神印王座」は、騎士が目指し得る最高の栄誉を象徴する玉座を指します。
- 龍皓晨が騎士聖殿に入ったのは、何よりも母を救う手立てを得るためでした。
- 唐家三少は『斗羅大陸』『斗羅大陸II』の作者でもあり、どちらもDonghua Fanで紹介しています。
個人的な感想
中国の古典的な枠組みから踏み出したこの小説には愛着があります。聖殿の世界観は独創的で、龍皓晨は時に深みに欠けるものの好感の持てる主人公です。文体は唐家三少らしく平易で効率的、繰り返しも多めです。『斗羅大陸』が好きで、似ているけれど新鮮なものを読みたい人におすすめです。
こんな人におすすめ『斗羅大陸』のファンと、騎士や中国流にアレンジされた西洋ファンタジーが好きな人に。
— Spidermas(Donghua Fan)
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原作者唐家三少(タン・ジアサン) 唐家三少ネット作家の王