唐門の秘伝を守ろうとして命を落とした弟子・唐三は、6歳で誰もが武魂に目覚める斗羅大陸に転生します。伝説の過去を隠した酒浸りの鍛冶屋の息子として育ち、やがて同時代で最も恐れられる魂師のひとりとなっていきます。
性格
冷静で几帳面、非常に大人びた唐三は、前世から受け継いだ並外れた慎重さと戦略眼を持っています。仲間には絶対的に忠実ですが、彼らを脅かす者には容赦しません。才能とは裏腹に謙虚で、過小評価されたまま好機に一撃を放つことを好みます。
能力・武魂
唐三は極めて稀な双武魂の持ち主です。母から受け継ぎ、長らく役立たずとされた藍銀草と、父の一族の武器である昊天鎚。さらに前世から持ち込んだ唐門の秘伝、つまり暗器、毒、紫極魔瞳、玄天功を駆使します。
経歴
聖魂村に生まれた唐三は、大師・玉小剛に導かれ、のちに「シュレック七怪」となる仲間とともにシュレック学院に入ります。やがて父・唐昊が武魂殿に追われる昊天斗羅であること、そして母が彼のために身を捧げた魂獣であったことを知ります。復讐と力を求める旅は、彼を海神の試練へと導きます。
人間関係
義理の妹から妻となる小舞との絆が、サーガの感情的な中心です。最初の師である大師には父のような敬意を抱き、シュレック七怪とは戦う家族を築きます。武魂殿の教皇・比比東が最大の敵です。
名場面
- 武魂覚醒の日、藍銀草が「廃武魂」と見なされた後に第二の武魂が明かされる場面。
- 武魂殿の襲撃から彼を守るため、小舞が自らの魂を差し出す犠牲の場面。
- 彼を神の後継者にする、海神島での試練。
メディア展開での描かれ方
原作小説はドンファよりもはるかに詳しく、彼の思考や暗器の製作を描いています。実写ドラマ『斗羅大陸』(2021年)ではシャオ・ジャンが演じ、より大人びたロマンチックな唐三像になりました。『斗羅大陸II』には伝説的存在として再登場します。
豆知識
- 彼の姓は、前世で属していた暗器の門派・唐門にちなんでいます。
- 藍銀草は大陸で最もありふれた武魂とされ、だからこそ彼の成り上がりは際立ちます。
編集部のひとこと
唐三は、冷静で賢く忠実な、修練ものの王道主人公です。欠点が少なすぎると感じることもありますが、小舞や父との関係が彼に本物の感情の深みを与えています。
— Spidermas(Donghua Fan)